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「渇!」2-震災の中の政治家- [政治家の姿]

-東日本巨大地震②-

あれから2週間・・・

被災地の復興の兆しが見えてきた。
しかし、福島の原子力発電所の問題って・・・・・「ふざけるなー!」と言いたい。

アメリカの人口比を考えても原子力発電所の数が多い日本。
諸外国のエネルギー予算における原子力の比率30%くらいに対して日本は90%以上って、おかしいでしょう。
この災害は自民党時代からの利権政治が生んだ人災なのだ!・・・

プルトニュウムは人間が作った元素であり自然界には存在しない。

「東京原発」という映画には日本の電力事情やヨーロッパの原発で廃棄されたプルトニュウム燃料を再利用するプルサーマルの現状、そして内容は東京の電力なのだから東京に原発を作ると言う、都知事役の役所広司に反対する政治家や様々な機関、利権の影が腐った人間模様として描かれている。
しかし、プルトニュウム燃料をいくら使い切ってもプルトニュウムは完全には消滅せず結局その廃棄場所に大きな問題を残す。
テレビで公共広告機構のコマーシャルを見たことがあるだろうか、この原発で使用済みの廃棄物を安全な地中に埋める場所を探していますと言う、信じられないコマーシャルだ。

映画、「東京原発」を見て、今回の福島原発を考えた時、心が恐怖で凍りつく!
考えてみてくれ、このプルトニュウムの残った廃棄物を地中に埋められた土地や街は本当に安全と言えるのか?・・・・???
「安全なわけねーだろ!」
しかし、立候補してしまうのだ!財政赤字の町や村が・・・・自然の多い街や村・・・・・補助金を貰うために。
原発はその燃料の廃棄に100%の安全性と原子炉の100%安全性が保証されない限り完成された設備とはいえないのだ!

もう関係者以外に記憶に残っている人はいないだろう。・・・東海村臨界事故。
この事故は今回の福島原発のレベル5に対し、レベル4という位置づけになっているが、実際の内容は非常に厳しいもの。
JCOは本来核燃料を作っている会社ではない。しかし、国の原子力機関「動燃」(旧名)から依頼された原発用燃料も製作していた。

その事故は何故起こったのか?・・・

臨界状態は条件さえ守れば絶対に起きない。
1.形状管理、2.質量管理、この2点のみなのだ。
つまりウラン粉末を投入する容器の形状が定められたものであれば、ウラン粉末の料を間違えたとしても、絶対に臨海など発生しない。これが形状管理なのだ。
質量も容器の形状において定められた量を間違えなければ、臨海は絶対に発生しない。
しかし、この質量管理はウラン粉末の量を間違えた場合、臨海発生してしまう危険性があるのだ。
ということはすべて形状管理で行えば臨界など発生せず問題など起き得ないのである。

だから当然質量管理には国の特定機関の承認がなければ許可されないのだ。・・・・

JOC東海村臨界事故は、作業員がウラン粉末の量を間違えて投入したために発生してしまった。
投入した作業員は16シーベルトというとてつもない量の放射線を浴び数ヶ月で亡くなった。
その闘病記録は写真入で「フライデー」に発表された。内臓は腫上がり、肉は削げ落ち、何度皮膚移植ををしても次第に溶けて行く人間の体。・・・・・
投入した作業員の側にいた1名も亡くなった。また、近くにあった管理室にいた1名も重症。・・・

なぜJOCは形状管理をせず、質量管理をしてまで「動燃」から依頼された燃料のプルトニュウムを製造していたのか?・・・・
依頼された燃料のプルトニュウムは原発燃料の元素番号のそれとは違うプルトニュウム。
そのプルトニュウムはJOCにある製造槽の形状では小さすぎて製造できない。そこで大きな貯水槽を代用して製造していたのだ。
本来許可できるものではない。・・・・・何故?許可されたのか?だれが許可したのか?・・・・・????

実態はこうだ。 ・・・JOCが動燃から依頼されたプルトニュウムは高濃縮しなければ完成しない。原発用のプルトニュウムは高濃縮の必要性がないためJOCにある製造槽(形状管理されている)で十分可能。しかし、依頼されたプルトニュウムは高濃縮しなければならず、そのためには製造するための時間を多く要することになる。
事実の真意性は定かでないが、当時、動燃はJOCに依頼したプルトニュウムの納入が遅れていることに対し早く納入するよう督促をしていたと言われている。そこでJCO側は貯水槽で製造槽の代用を行い、質量管理で許可をとり製造していた。
なぜこんな安全が確保されない製造が許可されたのか?・・・・

この許認可は国の指定機関でなければ出来ない。
実は「動燃」という会社はその国の指定機関なのである。また当時JOCの責任者はその「動燃」から出向していた社員だったのだ。

結果は先に述べた通り悲惨な事故。
更に、その臨界後の対応に苦慮し何時間も遅れたため、広範囲にヨウ素を煙突から出し続けてしまった。
近隣の学校のグランドにいた生徒は眩暈や吐き気で病院へ、農作物にも甚大な被害が出た。


この教訓がなぜ活かされなかったのか?・・・・


なぜ原発予算を増やし続けたのか・・・・・



つづく。


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DomUnmamy

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by DomUnmamy (2018-04-15 20:16) 

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